エピソード
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5.0エピソード1 · · 55分
生還と軋轢
憔悴したうつろな表情で、フラフラと道路を歩く若い女性...。着古したボロボロの衣服で、手首には鎖のちぎれた手錠...。「...ずっと、監禁されていました」彼女は13年前、13歳の時から行方不明となっていた相川百合亜(桜庭ななみ)だった。 連絡を受け二人の刑事、永井敏彦(青柳翔)と田辺佐緒里(遊井亮子)が事情聴取を始める。しかし百合亜は、過去を思い出すうちにパニック状態となってしまう。警察は聴取を断念し、百合亜が平静を取り戻せるよう、家族のもとに戻すことを決める。 一方、相川家では、百合亜無事発見の知らせを受け、母・麻美(板谷由夏)と妹の千帆(石川瑠華)が落ち着かない表情で警察からの迎えを待っていた。そこへ父・宗一(神保悟志)がやってくる。百合亜が行方不明となって以降、相川家はそれぞれがすれ違いを繰り返し、宗一は別居状態で家を出ていたのだった。麻美は百合亜に安心して家で過ごせるよう、かつてのように仲が良かった家族を演じてほしいと提案する。ため息をついて渋々承諾する宗一、その様子を冷めた態度で見る千帆。 百合亜の帰宅はたちまちニュースになり、世間の注目を集める。数日後、永井と佐緒里が改めて百合亜に事情聴取をするために相川家を訪れた。しかし犯人の名前も言わず、監禁場所も覚えていないと繰り返す百合亜。 いったい彼女はどんな13年間を過ごしてきたのか…。 「あの子、絶対に何かを隠している」 佐緒里はそう言い切るが、永井は百合亜の本心を測りかねていた。 そんな折、隣の町で一人の少女が行方不明になったという情報が入り……。 百合亜が心の奥底に秘めた思いとは? 第二の事件を起こしたのはいったい誰なのか? 謎が謎を呼ぶ衝撃のクライムサスペンス、開幕!
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エピソード2 · · 55分
隔絶と恋慕
百合亜(桜庭ななみ)の事情聴取が進展しない中、隣町で8歳の少女の誘拐事件が起きた。 永井(青柳翔)と佐緒里(遊井亮子)は、犯行の瞬間をとらえた防犯カメラの映像を百合亜に見せるが、百合亜は「カズキ」と答えただけで黙り込んでしまう。 百合亜の26歳の誕生日を迎えた相川家では、麻美(板谷由夏)が、宗一(神保悟志)、千帆(石川瑠華)とともに百合亜を祝う。 相変わらずギクシャクし気まずい空気が流れる中、テレビで誘拐事件のニュースが報じられる。ニュースに映し出されたのは防犯カメラに映った黒川一樹(藤森慎吾)の顔。今回の事件だけでなく、百合亜を誘拐した男と同一人物の可能性が高いと伝えられると、再び家族に重い空気が流れるが、百合亜はじっと画面を見つめていた。 翌日、渉(井上祐貴)が誕生日を祝いに百合亜を訪ねてくる。 気晴らしにと、かつて2人でよく遊んでいた公園に連れていく渉に、百合亜は13年間の思いの丈を伝える。婚約者がいる渉だが、美しくはかなげな百合亜に心を打たれてしまい…。 一方、誘拐事件の捜査を進める永井と佐緒里は、一樹の母親にたどり着く。今は認知症のため介護施設に入所しており会話はままならなかったが、母親の様子から2人は衝撃の真実を知る。 果たして百合亜が心に秘めているものとは…?
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エピソード3 · · 55分
秘密と告白
一樹(藤森慎吾)の自宅から白骨死体が発見された。DNA鑑定により弟の優樹(大窪人衛)の可能性が高いことが分かり、焦る永井(青柳翔)と佐緒里(遊井亮子)は改めて百合亜(桜庭ななみ)に一樹の居場所を聞く。しかしどんな問いかけにも、「分かりません」の一点張り。聴取の進展が見られないことも含め、次第に世間では百合亜を誹謗中傷するネット記事も出回るようになっていた。 そのころ、相川家に不審な配達員から百合亜宛ての封書が届いた。麻美(板谷由夏)と千帆(石川瑠華)はその内容に凍りつく。慌てて警察に届けるが、永井と佐緒里は、封書は一樹が直接届けに来たと直感し、一樹がまだ近くに潜伏している可能性が高いと警戒を強める。 その後の捜査で、百合亜と一樹が一緒に映っている3年前の防犯カメラの映像が見つかった。これまでの百合亜の態度とは違い、恋人同士のように親密な姿が映り永井はショックを受ける。佐緒里は百合亜に一樹との仲を追及、厳しく取り調べをするが、百合亜は取り乱し暴れてしまう。永井はそんな百合亜を抱きしめ、「僕は君の味方だ」とささやくと、百合亜は泣き濡れた目で永井を見つめる。 そのころ、一樹の自宅から血痕が付いた斧が見つかった。斧の柄の部分には、なんと百合亜の血痕が付着していた。優樹は百合亜が殺害したのか?そして一樹との関係は? かたくなに口を割ろうとしない百合亜のもとに、ある人物が「真実を打ち明けたい」とやってくる…。
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エピソード4 · · 55分
過去と未来
警察に一樹(藤森慎吾)から直接電話がかかってきた。 誘拐した少女の解放条件として、百合亜(桜庭ななみ)と2人きりで会うことを提示する。 永井(青柳翔)と佐緒里(遊井亮子)は不本意ながら百合亜に協力を求めるが、麻美(板谷由夏)は「犯人に再び会わせることはできない」と声を荒らげる。しかし百合亜は心の中で、少女を救うために一樹に会う決意を固めていた。 翌朝、警察とともに一樹から指定されたショッピングモールに向かう前に、百合亜は渉(井上祐貴)のもとを訪れる。後ろめたい思いを抱える渉に対し、百合亜は「次に会ったときは笑ってよ」と笑顔で伝える。その様子に、渉は再び百合亜がどこか遠くへ行ってしまうような雰囲気を感じていた。 いよいよ予定の時刻が近づく。百合亜にGPSを渡した永井は、前夜の取り調べで百合亜を少しでも疑ってしまったことを謝る。それに対し百合亜はきっぱりとした表情で答える。「刑事さんは自分の仕事をしただけ。私も、自分のやるべきことをやる」――― 指定の場所に1人で向かう百合亜。永井、佐緒里ら刑事は遠巻きに百合亜を囲み、万全の態勢を敷いていたが、ふとしたアクシデントで百合亜が警察のモニターの死角に入ってしまう。慌てて永井が現場に駆け付けるが、そこには誰もいなかった。 果たして百合亜の運命は?そして相川家の行く末は? ラストまで目が離せない、緊張と感動の最終話!